2020/10/10(土)
【症例紹介】整体では改善困難だった症例!
カテゴリー:院長ブログ
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
理学療法士・整体師の恵谷真次です。
本日のテーマは『【症例紹介】整体では改善困難だった症例!』です!
症例紹介
主訴:左股関節前面の痛みとお尻の痛み。
5分間立っているのが限界。座らないと改善しない。
年齢:40代
性別:男性
希望:痛みをどうにかして欲しい。
経過:7か月前から左股関節前面の痛みが出現。
病院にて脊柱管狭窄症と診断される。
病院のリハビリで体幹トレーニングを中心に行っていた。
症状が改善せず、当院へ来院。
5分しか立っていられないという重度の症例。
座ったら改善するという、典型的な脊柱管狭窄症の症状あり。
検査の結果、内転筋・多裂筋・腹部インナーの筋力低下を認めた。
施術してみないと、改善するかどうか難しいと判断。
2回ほど通ってみて下さいと提案。
本人も了承される。
姿勢の変化はみられたが、痛みは全く変化しない。
痛みの変化が出れば、改善する可能性はあるが・・・
整体での改善は困難と判断して病院受診を勧めた。
手術の適応になるかもしれないと伝える。
上記のように整体での改善が困難な方も月に1人ほどは来院される。
他の治療院では通えば治りますという所も多いようだが、患者さんのためには早めの判断が必要だと考える。
脊髄の圧迫期間が長ければ手術後の改善が遅くなる症例を病院勤務の時に多く経験しているからだ。